クロストーク
PV 業務自動化の、
世界最先端を目指して。

プロジェクト座談会
Profile
医薬品安全性情報管理(ファーマコヴィジランス:以下、PV)をより効率的に
行うための、新たな自動化ツール「UltraIntake(以下、ウルトラインテイク)」を
導入したプロジェクトメンバー
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T.S
キャリア:ITスペシャリスト
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M.K
キャリア:PV(リーダー)
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Y.F
キャリア:PV
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K.O
キャリア:PV
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H.F
キャリア:QC→PV(リーダー)
PV業務に特化した自動化システム
「ウルトラインテイク」 CROSSTalk「ウルトラインテイク」にはどのような特徴がありますか?
T.S
「ウルトラインテイク」は、報告受付から当局への報告までPV業務の一部を自動化するシステムです。シミックでは、これまでにもRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などの汎用的な自動化ツールを活用してきましたが、「ウルトラインテイク」はPV業務に特化した自動化システムであり、既にレンタルサービスを展開しているPVの業務システム「アーガス(Argus)」と密に連携できる、より高い品質でデータを取り扱えるなどの特徴があります。
本プロジェクトに参加した経緯と役割を教えてください。
T.S
PV の新システム「ウルトラインテイク」を導入する IT スペシャリストの社内公募を見つけ、やりたいと思った ので応募をしました。プロジェクトマネージャーとして、「ウルトラインテイク」の導入を成功させること、営業活動の支援を行うこと、追加開発をすることを通じてより多くの企業に使っていただくことを目指しています。
H.F
別のPVプロジェクトが終了したタイミングで、本プロジェクトへの参加を打診されました。私の役割は PV 経験を活かし、実際にシステムを運用する目線で必要な機能を考え、リーダー陣やシステム開発を担当するインドの IT システムコンサルティング会社のチームメンバーに伝えることでした。
M.K/K.O/Y.F
私たち3名は、製薬会社への「ウルトラインテイク」の提案を円滑に進めるメンバーとして、本プロジェクトへ の参加が決まりました。実際の業務を想定し、システムに関する要望を伝えテストを繰り返し、より使いやすいシステムを完成させることが私たちの役割でした。
海外企業とともに進めた、
日本独自の規制を準拠したシステム導入 CROSSTalkシステム導入を進めるにあたって、困難に感じたことはありましたか?
T.S
「ウルトラインテイク」の開発を手掛けた、インドの IT システムコンサルティング会社 Ultragenic 社の方たちとのコミュニケーションが最も大きな課題でしたね。日本独自の規制、日本文化などを理解していただくために、毎日のように会議でコミュニケーションを取ったり、実際に日本で使用されるファイルや図を使用したりするなどして理解してもらえるように努めました。
達成感を得たことや、印象に残っているエピソードを教えてください。
Y.F
導入を進めるにあたって、こちらの要望を Ultragenic社にすべてお伝えして、対応が可能かどうかを質問 しました。そのときに「段階を踏みながら、いずれすべての要望に対応できるようにします」と回答されたことが印象に残っています。今すぐにはできなくても、いつかできるようになるんだ…と感動しました。
K.O
言語や文化の違いがあり、私たちの要望が上手く伝わらず、希望とは異なるシステム改修がされてしまう失敗体験も記憶に残っています。でも今は、「ウルトラインテイク」の導入によって、PV 業務の効率化や発展につながり、患者さんにより良い薬が早く届くことに貢献できるんだな…と達成感を味わっています。
「ウルトラインテイク」
導入の先にある未来 CROSSTalk今後実現したいキャリア、挑戦したいことはありますか?
T.S
PVに限らず、ビジネスを行う上でITが貢献できるシーンは日々増えています。このため、ビジネスとIT双方の知識をさらに掛け合わせていければと感じており、これからもビジネスとITシステムをもっとつなげていくことに貢献できればと思っています。私の専門分野はITではありますが、仕事の線引きをするのではなく、できる範囲で私自身もいろいろなビジネスに取り組み業務理解を深め、ITの知識を生かして一緒にビジネスを成長させていきたいと考えています。
H.F
「ウルトラインテイク」を現場で運用し、さまざまな企業で利用実績を積み上げ、普及につなげたいです。
M.K
まずは現在担当しているプロジェクトに「ウルトラインテイク」を導入し、自動化、効率化を進めることで、クライアントへよりよいサービスを提供していくことが第一の目標ですね。その後も国内のいろんな企業様に「ウルトラインテイク」を提案し、PV の自動化・効率化に貢献していきた いです。
K.O
本プロジェクトへの参加を通して、語学力が課題だと痛感しましたので、英語力の向上が今の目標ですね。社内の研修制度のスタディサプリも活用しながら学んでいるところです。
Y.F
同じPVでも各企業で対応方法の違いがあるので、複数企業のPVプロジェクトを経験することで、経験の幅を広げていきたいと考えています。