日本エイズ学会で『シミック賞』を授与

INFO REPORT

シミックは、2023年12月3日から5日までの3日間、京都市で開催された、『第37回日本エイズ学会学術集会・総会』に参加し、HIV・エイズに関わる多大なる功績や研究内容、さまざまな貢献や発展に寄与した研究者に対して、『シミック賞』を授与いたしました。

『シミック賞』は、エイズ学会やエイズの治療などに対し、認知拡大や患者さんの役に立ちたいという思いから、2004年度日本エイズ学会 第1回理事会において検討され、エイズ研究に功績があった方に対する顕彰として設けられました。

本年度、第20回日本エイズ学会学会賞『シミック賞』の受賞者は
東京都健康安全研究センター 吉村 和久(よしむら かずひさ)先生です。
業績題目『新規抗HIV 薬の開発と耐性機構の解明』

近年、HIV・エイズの治療法は確立されてきており、治療薬に関しては副作用も少なく、健常人と変わらない生活を送れるまでになりました。一方で、完治までには至っておらず、ウイルス量を減らし、炎症を避けるに留まっています。
シミックは、こういった学会への参加、顕彰を通じ、日本エイズ学会とも連携しながら、HIV・エイズの完治に向けて新しいワクチンや治療薬、新しい治療法の確立のための支援を積極的に行っています。