第43回JPモルガン・ヘルスケア・カンファレンスに参加

EVENT REPORT

シミックは、2025年1月13日から16日までの4日間、カリフォルニア州サンフランシスコで開催された「第43回JPモルガン・ヘルスケア・カンファレンス」に参加しました。

40年以上の歴史を持つ世界最大級のヘルスケアイベント

JPモルガン・ヘルスケア・カンファレンスは、40年以上の歴史を持つ、世界最大級のヘルスケアイベントです。製薬・バイオ企業と投資家が一堂に会し、各社の成長戦略やパイプラインが発表され、新規提携や投資の機会が創出されています。毎年1月に開催され、参加企業数は延べ500社、参加者数は8,000人以上と規模が大きく、ヘルスケア業界の動向を占う重要なイベントとして注目されています。シミックは10年以上前からこのカンファレンスに参加しています。

参照:
J.P.Morgan Healthcare Conference 公式サイト

Fierce JPM Weekにて講演

JPモルガン・ヘルスケア・カンファレンス期間中に開催された「Fierce JPM Week」にて、シミック株式会社代表取締役会長の大石圭子が、エグゼクティブインタビューおよびパネルディスカッション「Global Clinical Trials: Overcoming Barriers and Seizing Opportunities in an International Landscape」に登壇しました。 エグゼクティブインタビューでは、日本市場の魅力や課題、シミックのソリューション等について紹介しました。パネルディスカッションでは、業界のリーダーたちと共に臨床試験における課題について議論し、次の点を強調しました。

  • アジアにおける規制環境の変化: 日本と中国を中心に規制が大きく変化しており、迅速な承認を可能にする柔軟なアプローチが可能になっています。
  • 医薬品開発におけるAIの役割: 施設選定・被験者募集やデータ品質の向上に寄与しています。
  • 国際共同治験の成功に向けた戦略的パートナーシップ: CROおよびSMOとの信頼に基づく良好な関係が、試験の効率的な実施に貢献します。

エグゼクティブインタビュー

パネルディスカッション「Global Clinical Trials: Overcoming Barriers and Seizing Opportunities in an International Landscape」

ドラッグラグ・ドラッグロス解消へ向けたシミックの取り組み

シミックは、日本におけるドラッグラグ・ドラッグロスの課題解消へ向けた取り組みとして、グローバルおよびアジア地域におけるCROやSMOとのパートナーシップを強化し、国際共同治験の円滑な運営を推進しています。また、デジタル技術を積極的に導入し、臨床試験の効率化と精度向上を図ることで、医薬品開発の迅速化を目指しています。これらの取り組みにより、日本におけるドラッグ・ラグ、ドラッグ・ロスの課題解消に貢献し、患者さんにより良い薬と治療をより早くお届けできるよう尽力してまいります。

参照:
シミックのCROの強み
参照:
The Future of Drug Development: Key Takeaways from JP Morgan 2025