「米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology:ASCO)年次総会」に出展しました

EVENT REPORT

シミックは、2026年5月29日から6月2日までの5日間、米国イリノイ州シカゴおよびオンライン形式で開催された「米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology:ASCO)年次総会」(2026 ASCO Annual Meeting)に出展いたしました。

参照:
ASCO Annual Meeting

世界最前線のがん学会で、日本市場の魅力を発信

ASCOは、がん領域における世界最大規模の国際学会であり、年次総会には毎年4万人以上の研究者・医療関係者が参加しています。2026年の年次総会では、「The Science and Practice of Translation: Improving Cancer Outcomes Worldwide(科学と実践の架け橋:世界のがん治療アウトカムを向上する)」をテーマに、200以上のセッションと数千件規模の研究発表が行われ、がん医療の最前線を示すイベントとなりました。
この会議は、がん医療の最新動向を把握するだけでなく、グローバルなネットワークを構築し、日本と世界の医療をつなぐ重要な場でもあります。シミックは今年で通算10回目の出展となり、日本市場の魅力を発信し、ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロス解消に向けた挑戦を続けています。

ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロス解消の鍵を握る、EBPとの連携

革新的な治療法が世界で承認されても、日本では導入が遅れる、あるいは導入されないケースがあり、これが「ドラッグ・ラグ」や「ドラッグ・ロス」と呼ばれる課題です。シミックはCROとしてこの問題に早期から着目し、解決に向けた取り組みを継続しています。
近年では、Emerging Biopharma(EBP)と呼ばれる新興バイオ医薬品企業が革新的な新薬開発を牽引しており、彼らが主導する国際共同治験に日本が積極的に関与することが、課題解消への近道と考えています。ASCOには、日本に開発拠点を持たない海外企業やEBPが多数参加していますが、日本市場への関心は高い一方で、日本の治験・承認制度への理解が限定的であることから、日本での治験実施に対してハードルが高いと認識している企業も少なくありません。
シミックは、そうした企業に日本の治験環境やその魅力、シミックの支援体制を伝え、日本での開発につながるよう取り組みを進めています。

世界と日本をつなぐ、シミックの国際展開

シミックには、オンコロジー領域で20年以上の経験を持つトップマネジメントをはじめ、専門性の高いエキスパートが多数在籍しています。日本およびアジアのKOL(Key Opinion Leader)との強固な信頼関係を築き、研究グループとの連携を通じて得られる知見を活かし、数多くのプロジェクトをリードしています。
また、オンコロジー領域に特化した450名以上のCRAが各プロジェクトを円滑に進行させ、多くの成功事例を生み出してきました。日本に拠点を持たない製薬企業やEBPに対しては、薬事コンサルテーション、PMDA相談、国内治験管理人(ICCC)としての臨床試験実施まで、臨床開発をフルサポートできる体制を整えています。また、再生医療等製品やカルタヘナ法への対応、コンパニオン診断薬の開発など、専門性の高い領域にも幅広く対応可能です。
さらに、アジア・パシフィック地域13か国において4,000以上の医療機関と連携し、迅速かつ効率的な症例組入れを実現。国際共同治験の円滑な運営と効率化を推進しています。

シミックは、世界の革新を日本の患者へ届ける「架け橋」となることを目指しています。オンコロジー領域における豊富な経験と専門性を活かし、グローバルな医薬品開発を支援することで、より良い治療をより早く届けられるよう尽力してまいります。

参照:
シミックのソリューション:オンコロジー領域