インタビュー
クライアントと
医療現場の間に立ち、
双方から頼られる
CRAに。
臨床開発モニター CRA
Y.S
Interview
Profile
Y.S
臨床開発モニター CRA
新卒入社
大学院では薬学部に在籍。研究漬けの毎日を過ごすも、就職においてはコミュニケーションスキルを活かし、より医療現場に近いポジションで働きたいと考えるようになり、開発職を志す。シミックの人事担当から臨床開発モニター CRA(以下CRA) を勧められたことが決め手となり、2016年4月に新卒入社。CRAとしてがん領域の臨床開発を中心に担っている。
Profile
Y.S
臨床開発モニター CRA
新卒入社
大学院では薬学部に在籍。研究漬けの毎日を過ごすも、就職においてはコミュニケーションスキルを活かし、より医療現場に近いポジションで働きたいと考えるようになり、開発職を志す。シミックの人事担当から臨床開発モニター CRA(以下CRA) を勧められたことが決め手となり、2016年4月に新卒入社。CRAとしてがん領域の臨床開発を中心に担っている。
01
入社を決めたきっかけ
ずっと好きだった実験は、命を救うことにつながっていた
「人と話したい」という気持ちを、医療現場に近い場所で活かしたい。
小学生の頃から、理科の実験が好きでした。中学、高校でも実験好きは変わらず、大学から薬学部に進んだのは自然な選択だったと思います。修士課程にも進み、学生時代は研究に没頭する日々。薬学部だったからこそ、自然と患者様を見据えて研究をすることが多くなりました。徐々に「私の好きだった実験は、人の命を救うことにつながっているんだ」という意識が芽生え、生命科学系の就職先を志すようになりました。漠然と研究職に就くものと思っていた一方、人と話すことが好きな性格なので、より医療現場に近い仕事の方が向いているのではないかという想いもあって。さまざまな仕事を検討する中で、開発職の道があることやCRO(医薬品開発支援事業)の存在を知りました。
最終的にシミックに入社した決め手は、丁寧な研修体制に安心できたことと、面接で「あなたの性格にはCRAが向いているよ」と言われたこと。周囲には開発職に進んだ例が少なく、Web上の情報では具体的な仕事内容がイメージできないと感じていた中、「適性がある」と言われたことが決断の後押しになりましたね。
02
現在の業務
カルテから読み取れる、患者様の嬉しい変化
CRAだからこそ得られる、新薬を世に送り出すやりがい。
入社以来、CRAとしてがん領域のプロジェクトを中心に担当し、魅力的な新薬を世の中に送り出すために日々臨床開発と向き合っています。だからこそ、「世の中に出せる」という確信が持てるほど効果が高い新薬に出会えた時は、特にやりがいを感じます。
現在担当している新薬はこれまで見てきた中でも特に効果が高く、投与後6週間ほどで、目に見えてがんが小さくなるものです。臨床開発の段階で明らかに良好な結果が期待できる薬剤の開発に携わることができる機会は、実はそこまで多くありません。既存の治療薬と比較して、デメリットが少なく、医師からも「扱いやすそうだ」と高評価をいただきました。
医師のカルテからは、がんが小さくなったという報告に加えて、「趣味だったマラソンを再開した」「海外旅行に行けるほど回復した」など、患者様の生活の変化も見受けられました。カルテを通して、目の前に実際に存在する患者様の治療に貢献できていることを実感しました。一方で残念ながら、期待される治療効果が得られない患者様のカルテを目にし、泣きそうな気分になることもあります。しかし、その結果も「大切なデータ」です。後々の新しい治療法にきっと役立てることができると受け止め、前を向くようにしています。治験に携わるCRAの仕事は、まだない新しい治療を近い将来、多くの患者様に届けることができるという、やりがい大きな仕事だと心から感じています。
03
これからのビジョン
これからも、医療の現場に関わり続けたい
コミュニケーションを大切にし、社内外で頼られる存在に。
CRAの魅力は、医療現場に近い分、新薬の開発に携わっている実感が大きいこと。医師やCRC(治験コーディネーター)と関係性を築くことが大切なポジションなので、質問や相談を受けた時には迅速に回答することを心がけています。最近は「書類を電子化するシステムの導入について意見を聞きたい」など、自身が担当する臨床開発以外のことで頼っていただける場面もあり、自身が携わった他の医療現場の事例を参考としてお伝えしました。書類の電子化が進むと、臨床開発がより円滑に進められるようになります。自らが担当しているプロジェクトのみならず、より広い範囲の患者様に貢献できる機会があることにも、CRAとして現場で働くやりがいを感じますね。このように、私個人に対して相談される機会も増えており、これまでのCRAとしての働きが評価されているのかなと誇りを感じています。
人と関わることが好きなので、今後もクライアントと医療現場の方たちの間に立ち、双方の相談に応えながら働くCRAでありたいです。キャリアとしては、マネジメントを担いながら臨床開発も進めていくクリニカルリーダーを目指しています。メンバーから気軽に相談されて、適切なアドバイスが返せるリーダーに憧れているので、私自身もそうなりたいです。
※記事の内容は、インタビュー当時のものです。
Schedule
Private
オフの日の過ごし方
毎週末、雪が降る時期はスノーボード、それ以外の時期はサーフィンをしています。山や海のコンディションが悪い日は山登りやロードバイク。基本的に、自然の中で体を動かすのが好きです。韓国ドラマを見て1日過ごすこともあります。
有給休暇は頻繁に取得しています。今年は1週間程度の大型連休を3回取得して、北海道に2回、種子島に1回行きました!自分の仕事さえ調整できれば長期のお休みも取りやすいです。その点は、特に働きやすさを感じるところでもあります。