インタビュー
CRAと
チームリーダーを
兼任しながら、
自治体支援にも挑戦。
臨床開発モニター CRA
T.O
Interview
Profile
T.O
臨床開発モニター CRA
新卒入社
大学では生物学科を専攻し、免疫や血液に関する研究を行う。また、在学中に臨床検査技師資格を取得。新卒でシミックに入社し、臨床開発モニター CRA(以下CRA)としてCNS(中枢神経系)領域、腎疾患領域、再生医療領域で経験を積む。現在、CRAとして2つ、チームリーダーとして2つの計4つのプロジェクトを掛け持ちしており、新たにグループ会社であるシミックソリューションズのプロジェクトにも参画した。
Profile
T.O
臨床開発モニター CRA
新卒入社
大学では生物学科を専攻し、免疫や血液に関する研究を行う。また、在学中に臨床検査技師資格を取得。新卒でシミックに入社し、臨床開発モニター CRA(以下CRA)としてCNS(中枢神経系)領域、腎疾患領域、再生医療領域で経験を積む。現在、CRAとして2つ、チームリーダーとして2つの計4つのプロジェクトを掛け持ちしており、新たにグループ会社であるシミックソリューションズのプロジェクトにも参画した。
01
入社を決めたきっかけ
病気を“治す側”の職に憧れCROへ
臨床検査技師資格を取得後、祖母の病気がきっかけでCRAに就く。
臨床検査技師の資格が取得できる大学に通いながら免疫や血液に関する研究を行っていたので、将来は医療機関で働くつもりでした。しかし、在学中に祖母が脳梗塞になったことで、「病気を“治す側”の職に就きたい」と考えるように。はじめは製薬メーカーを中心に就職先を探していたのですが、CRAという仕事を知ってからは、幅広い疾患領域の臨床開発に携われるCRO(医薬品開発支援事業)を志望するようになったんです。その中でもシミックに惹かれたのは、国内大手で寄せられるプロジェクトが多彩な分、いろんなことに挑戦できると思えたからでした。新卒入社だったので、教育体制の手厚さも後押しとなりましたね。
入社後は研修を経てCNS領域のプロジェクトに配属となったあと、1年後には腎疾患領域のプロジェクトを担当することになりました。そこで4年ほど経験を積んでいるうちに、「新しいことに挑戦したい」という想いが湧いてきて。業界の中でも注目度が高かった「再生医療」に携わりたいと上司に相談してみたんです。そうしたら、タイミング良くポジションに空きがあったことで、すぐに再生医療関連のプロジェクトを受け持つ部署への異動が決まりました。
02
現在の業務
再生医療プロジェクトのCRAとCNS領域のチームリーダーを兼務
やりがいは、「患者様の喜びの声」と「チームメンバーの成長」。
現在、CRAとして2つの再生医療プロジェクトを担当しています。具体的には、「膝関節」と「新型コロナウイルス感染症」に対する試験です。再生医療は新しい技術のため、医師も看護師もCRC(治験コーディネーター)も知見がないことが多く、専門用語や手順などの説明会をはじめ、情報提供は欠かせません。再生医療に限らず、CRAの仕事は大変なことも多いですが、その分やりがいも大きいことは共通しています。この仕事をやっていて良かったと思う瞬間は、医師やCRC経由ではありますが、患者様の「状態が良くなった」という喜びの声をいただく時ですね。
くわえて、昨年からはチームリーダーとして2つの片頭痛治療薬のプロジェクトを担当しています。初めてリーダーを務めているのですが、目標症例数に到達する難しさを感じています。上司にアドバイスをもらいメンバーと力を合わせながら、ポスターを作成して患者様を募ったり近隣施設に協力要請をしたりしているところです。責任ある仕事で苦労することもありますが、一方でメンバーの成長を間近で見られる嬉しさも。プロジェクト開始時は受動的だったメンバーが、今では積極的に行動してくれるようになり頼もしいです。
03
これからのビジョン
これから挑むのは自治体に向けたヘルスケア支援
臨床開発とは異なるフィールドで、「病気の発見・予防」に貢献。
CRAとチームリーダーのプロジェクトを並行しながら、現在はシミックソリューションズのプロジェクトにも参画しています。自治体の健康増進を目的としたヘルスケア支援プロジェクトで、健康診断のデータやウェアラブルデバイスで取得したデータなどを一元管理し、病気の発見・予防に役立てる施策などを行う予定です。臨床開発とはまったく異なるフィールドですが、自分で挙手してチャレンジしているプロジェクトなので、不安より楽しみの方が大きいですね。
シミックで働いていて感じるのは、活躍できるフィールドがとても広いということ。声を上げれば、さまざまな経験ができるチャンスがあります。私は臨床開発に関する仕事が好きなので、その中でマネジメントスキルを高めてキャリアアップをしたいと考えていますが、ひとつの道に絞る必要もないんです。自治体プロジェクトでも実績を残せるよう活躍して両立させたキャリア形成をしていくつもりです。もしかしたら、何か新しい出会いがあれば、その時は今とは違うキャリアを選ぶかもしれません。自分の可能性を広げながら、さまざまな仕事に挑戦していきたいです。
※記事の内容は、インタビュー当時のものです。
Schedule
Private
オフの日の過ごし方
自宅で家事や読書をしたり、外に出かけて美味しいものを食べたりしながらリフレッシュしています。また、時間を見つけて、業務で必要となることも多い英語の勉強をしています。
幼稚園のころから高校まではサッカー、大学から社会人になった今もフットサルを続けています。体を動かすことが好きなので、月1回はフットサルを楽しんでいます。