インタビュー

文系出身から
医薬品の知見を広げ、
新薬承認の最適解を
提案する。

メディカルライティング

Y.A

Interview

Profile

Y.A

メディカルライティング

前職:安全性情報管理

大学では英語学科を専攻し、卒業後に特許関連企業に入社。特許出願時の翻訳チェックなどに従事したのち、翻訳会社に転職し医薬翻訳を行う。その後、医薬品に関する知見を広げたいと考えてCRO(医薬品開発支援事業)で安全性情報管理として経験を積み、2015年にシミックに入社。メディカルライティングへのキャリアチェンジを果たし、現在は複数のプロジェクトでリーダーを務めている。

Profile

Y.A

メディカルライティング

前職:安全性情報管理

大学では英語学科を専攻し、卒業後に特許関連企業に入社。特許出願時の翻訳チェックなどに従事したのち、翻訳会社に転職し医薬翻訳を行う。その後、医薬品に関する知見を広げたいと考えてCRO(医薬品開発支援事業)で安全性情報管理として経験を積み、2015年にシミックに入社。メディカルライティングへのキャリアチェンジを果たし、現在は複数のプロジェクトでリーダーを務めている。

01

入社を決めたきっかけ

「翻訳経験」と「医薬品に関する知見」、両方を活かしたかった

文系大学卒業後、キャリアチェンジを経てたどり着いた、理想の仕事。

文系出身ということもあり、もともと医薬品業界には馴染みがありませんでした。興味を持ったきっかけは、大学卒業後に入った特許関連企業での翻訳チェック業務です。特許出願書類は専門性が非常に高いため、製品についての理解がないと、正しく翻訳できません。専門書を読み、機械やIT、バイオなどさまざまな分野について学びました。その中で、特に面白いと思ったのが医薬品分野だったんです。

その後、さらに知識を深めたくて専門性の高い医薬翻訳の仕事に就きましたが、まだ満足できなくて。CROに転職し、安全性情報管理として医薬品の安全性に関わる業務を経験しました。これまでとはまったく違う現場寄りの仕事で、非常にやりがいはあった一方で、経験を積むほど翻訳という仕事から遠ざかることを心残りに思うように。そんな時、メディカルライティングという仕事を知りました。翻訳経験も医薬品に関する知見も活かせる、私にとってまさしく理想の仕事だったんです。

シミックに入社した決め手は、教育体制が手厚いこと。研修や勉強会が充実しており、ベテラン社員からしっかりサポートしてもらえる環境が整っていることが魅力的で、入社後は未経験からでも着実にスキルアップできました。

02

現在の業務

海外クライアントに深く入り込める、おもしろさ

クライアントと綿密にコミュニケーションを取り、プロジェクトを推進。

シミックのメディカルライティングならではの特徴と感じるのは、CRO業界で大手ということもあり国内のあらゆる製薬メーカー、バイオベンチャー、大学はもとより、ICCC※を含む海外案件の経験も豊富ということです。その中でも、私は現在、海外クライアントのプロジェクトを中心にリーダーを務めており、メンバーの作成したCTD(医薬品の承認申請のための資料)やCSR(治験総括報告書)といった成果物の品質担保や、クライアントとの折衝を行っています。海外案件の場合、コミュニケーションは英語がメインのため、語学力がより活かせる環境です。くわえて、海外のクライアントは日本での薬事申請に不慣れな場合が多く、プロジェクトに深く入り込んだサポートができるのも、海外案件ならではの魅力だと感じています。

私が初めて海外案件でリーダーを務めたのは、入社5年目の時でした。大型プロジェクトだったこともあり、予定通りにはなかなか進まず、何度もクライアントから追加の作業依頼があったんです。その都度、スケジュールを組み直し、費用を交渉。さらに、クライアントとディスカッションをしながら申請書の作成方針など戦略的な部分に関する調整もしました。社内のシニアライターの方たちに助けてもらいながら、なんとかプロジェクトを完遂した時は、これまで味わったことのない達成感がありましたね。

※ICCC:治験国内管理人(In country Clinical Care-taker)の略称で、日本国内に住所を有しない治験依頼者(海外の製薬企業)に代わって、国内の治験に関するすべての業務を代行する組織。

03

これからのビジョン

目指すのは、積極的に提案ができるメディカルライティング

さまざまな疾患領域のプロジェクトを経験し、常に成長を続けたい。

直接患者様に接することはないですが、「新薬をお届けする」ことに大きく貢献できるのがメディカルライティングの仕事です。そんな私たちのミッションは、医薬品の承認をスムーズに得られるようサポートすること。そのために、クライアントからのご依頼通りに動くだけでは不十分だと感じています。

シミックで活躍されているシニアライターや薬事コンサルティングの方々のように、メディカルライティングを熟知し、「どうしたらスムーズに審査を進められるのか」「どのような報告書であれば承認を得やすいのか」といった最適解を積極的にご提案できるようになることが今の目標です。クライアントとの信頼関係を構築することで、より円滑にプロジェクト推進ができると思います。クライアントから頼りにしてもらえる存在になれるよう、これからも多くのプロジェクトを担当し、幅広い経験を積んでいきたいですね。

シミックなら、製薬会社や医療機器メーカー、バイオベンチャーなどの多彩なプロジェクトに携われます。しかも、担当する疾患領域はさまざまで、中には再生医療をはじめ最先端治療に関するプロジェクトも。刺激的な環境で常に成長を続けながら、キャリアを歩んでいきたいです。

※記事の内容は、インタビュー当時のものです。

Schedule

  • 9:00

    業務開始(テレワークの場合)

  • 10:00

    社内ミーティング(Web)

  • 11:00

    CTD作成

  • 12:00

    お昼休憩

  • 13:00

    社内勉強会

  • 14:00

    CTD作成

  • 17:00

    社内からの相談対応・レビュー対応

  • 18:30

    退勤

Private

オフの日の過ごし方

今はテレワークなので運動不足が気になるところですが、お休みの日は、自宅でのんびり過ごすことが多いです。音楽をかけながら本を読んだり、ドラマや映画を観たり。ゆったりとした時間を楽しんでいます。

趣味は、パン作りです。YouTubeでレシピを学び、いろんな種類のパンを作っています。作業に没頭できるのでストレス解消になりますし、工夫しがいがあるのでおもしろいです。食パンは簡単でしたが、2種類の生地を用意するメロンパンは少し難しかったですね。最近のお気に入りはベーグルです。