インタビュー
システム構築を
通じて、
製薬業界の発展に
貢献。
システムエンジニア
A.K
Interview
Profile
A.K
システムエンジニア
新卒入社
製薬業界での就業を希望し、薬科大学で分子生命科学を専攻。2017年4月に新卒でシミックに入社し、データサイエンス事業本部SID(System Integration and Design)にて、使用するシステムの構築や、バリデーション(システムの確認・検証)業務に従事。直近では、臨床データを直接取得するシステムであるDDC(Direct Data Capture)の立ち上げを積極的に担う。
Profile
A.K
システムエンジニア
新卒入社
製薬業界での就業を希望し、薬科大学で分子生命科学を専攻。2017年4月に新卒でシミックに入社し、データサイエンス事業本部SID(System Integration and Design)にて、使用するシステムの構築や、バリデーション(システムの確認・検証)業務に従事。直近では、臨床データを直接取得するシステムであるDDC(Direct Data Capture)の立ち上げを積極的に担う。
01
入社を決めたきっかけ
家族の病気や被災経験から製薬業界での就業を希望するように
長く働くことができ、学べることが多いことに魅力を感じてシミックに入社。
製薬業界で働くことを目指して大学は薬科大学を選びました。幼いころに祖父が病気になり、特効薬がなく症状を緩和する治療しかできない状況を目の当たりにし、医療の発展に関心を抱いたことが最初のきっかけでした。その後、高校生の時に東日本大震災に被災し、3週間も家から出られない…、お店も開いていない…という状況の中、家にある常備薬がとても重要なものだと感じました。この2つの経験から、製薬業界で働くことは社会貢献性が高く、やりがいにつながりそうだと考えるようになりました。
中でもシミックに入社した理由は、幅広くいろんな医薬品の開発に携わることができるから。またCRO(医薬品開発支援事業)の中でもシミックは歴史があり豊富なノウハウがあるので、入社後にたくさんのことを学び、活かすことができると思いました。また、さまざまな福利厚生や制度が整備されていて、長く働くことができそうという「働きやすさ」も入社の決め手でした。
02
現在の業務
システムの構築に興味を持ち、データサイエンス事業本部へ
「誰かのためになっている」と実感できる仕事。
入社後は、データサイエンス事業本部でシステム構築を行うシステムエンジニアとして勤務しています。データサイエンス事業本部への配属は入社前からの希望でした。まずは「一つのキャリアを極めたい」と考えていたので、今後発展していく可能性が高いシステム周りの仕事がしたいと思ったんです。
システムエンジニアとして経験したことは3つあります。1つ目はCSV(コンピュータ化システムバリデーション)。データマネジメントの成果物や手順が決められたルールに沿っているかを計画・確認し文書化する業務です。2つ目はEDC(Electronic Data Capture=電子データシステム)の立ち上げ。各プロジェクトの設計書に基づいて、データマネジメント担当者とやり取りをしながらシステムを作り上げる業務です。3つ目はDDC(Direct Data Capture)の立ち上げ。DDCはワークシート等を介さずファーストレコードとなるデータを直接入力するシステムで、EDCとは違い医療機関の方も使用します。そのため、複数の医療機関の方とやり取りしながら、より使いやすいシステムを考え構築していくことが求められます。
クライアント、社内の他部門の社員、ベンダー、医療機関など、1つのシステムを作るためにさまざまな方とコミュニケーションを取りながら作り上げていく際には、お互いの認識にズレがないように常に気を配ることが大切です。社内外のシステムを使用された方から「使いやすかった」と工夫したところを褒めて頂けた時は、達成感がありますね。また、関わった医薬品や医療機器が世の中に出た時や、クライアントや患者様から感謝の声が届いた時、「自分の仕事が誰かのためになっているんだ」と実感できています。
03
これからのビジョン
DDCの普及を通して、製薬業界に貢献したい
医療機関や社内部門と連携して一つひとつの課題を解決していく。
DDCの普及が進めば、アナログ業務を電子化することによる「業務効率化」や「ミスの防止」にもつながるため、事業部としても業界内に浸透させていくことを目指しています。
一方で、DDCは使われ始めたばかりでまだまだ発展途上のシステムでもあります。例えば、医療機関の方はシステムを使うことに慣れていない方が多いので、感覚的にストレスなく使える画面にし、抵抗感をなくすことも大切になります。さまざまな課題がありますが、一人で解決するのではなく、社内の各部門や医療機関、ベンダーとコミュニケーションを取り、さまざまな工夫を重ね、より魅力的なDDCを作り上げていきたいですね。多くのプロジェクトでDDCが使われることを通して、製薬業界の発展に貢献したいと考えています。
※記事の内容は、インタビュー当時のものです。
Schedule
Private
オフの日の過ごし方
自宅やオフィスに閉じこもって働くことが多い仕事なので、休日は外に出るようにしています。都内を散歩したりすることも多いです。
お笑いライブの鑑賞が好きで月1回くらいは見に行きます。最近はサッカー観戦にもはまっています。応援している地元のサッカーチームが関東で試合をする時は応援に行っています。