インタビュー

高い専門性と実績を誇りながらも
前例のないことへの挑戦を続ける組織。

薬事コンサルティング

T.S

Interview

Profile

T.S

薬事コンサルティング

前職:薬事コンサルティング

大学卒業後に入社した食品会社では分析業務を担当。臨床開発業界に興味を持ち治験コーディネーター(CRC)やデータマネジメント、臨床開発モニター CRA(以下CRA)を経験し、2020年からは業務の幅を広げたいと考え、薬事コンサルティング部門に異動したのち、クライアントや医薬品医療機器総合機構(以下PMDA)との交渉、プロトコール作成などを担当。2022年にシミックに転職し、コンサルタントとして勤務。直近ではプロジェクトリーダーとしての業務も任されている。

Profile

T.S

薬事コンサルティング

前職:薬事コンサルティング

大学卒業後に入社した食品会社では分析業務を担当。臨床開発業界に興味を持ち治験コーディネーター(CRC)やデータマネジメント、臨床開発モニター CRA(以下CRA)を経験し、2020年からは業務の幅を広げたいと考え、薬事コンサルティング部門に異動したのち、クライアントや医薬品医療機器総合機構(以下PMDA)との交渉、プロトコール作成などを担当。2022年にシミックに転職し、コンサルタントとして勤務。直近ではプロジェクトリーダーとしての業務も任されている。

01

入社を決めたきっかけ

コンサルタントとしての経験・知識を深めるため転職を決意

薬事コンサルティング部門にも根付く、シミックのチャレンジ精神。

前職のCRO(医薬品開発支援事業)でも、PMDAとの交渉やプロトコールの作成などを2年ほど担当していましたが、コンサルタントとしてより深い経験と知識を習得することを目的にシミックに転職しました。
シミックは、コンサルティング組織が国内最大規模であり豊富なノウハウと実績を持っていること、各分野のエキスパートが揃っているため、キャリアアップに繋がると考えました。また、CRAとしてもコンサルタントとしても、がん領域での経験が中心だったので、再生医療の分野など新しいモダリティに関わりたいという思いもありました。

シミックの会社としての安定感、専門性の高さ、保有する情報の多さは転職前に期待していた通りでした。一方で意外だった点は、豊富な実績とノウハウを持つシニアコンサルタントもチャレンジ精神に溢れていて、前例がなくとも可能性があるのであれば戦略を立て、失敗を恐れずPMDAに交渉していること。そしてその事例が頻繁に部門内で共有されているため、自分が経験していないことでもどんどん知識やノウハウが増えていくんです。これはシミックならではの利点だと思っています。

02

現在の業務

医療貢献を実感した瞬間は、フェーズⅢからの治験開始を実現できた時

年齢・社歴に関係なく、正当に評価されることを体感できた。

入社後半年間は、シニアコンサルタントに社内体制や業務の進め方についてレクチャーを受けながら、造影剤のICCC※業務を経験しました。その後に担当した肥満症治療薬のプロジェクトでは、海外で販売実績のある薬剤だったため、「フェーズⅠをせずにフェーズⅢから行いたい」というクライアントの要望がありました。そのためにはPMDAに対して薬剤の安全性を証明する必要があるので、クライアントとともに説得に必要なデータを集め、PMDAに交渉を行い、無事にフェーズⅢから行うことが決定し、大変喜ばれました。

フェーズⅠをスキップするということは、開発コストの大幅な削減になることはもちろん、承認のタイミングを早め、患者様に1日でも早く新薬を届けることに繋がるので、医療や社会への貢献を実感することができました。この実績は社内でも高く評価していただきました。私はまだまだコンサルタントとしては若手で、入社歴も浅かったのでこんなにすぐに評価してもらえるんだ…と驚きましたね。

昨年夏ごろからは、プロジェクトリーダーとして感染症ワクチンのプロトコール作成なども経験してきました。CMC・非臨床・薬物動態・臨床開発など、社内に各部門の専門家が数多く在籍し、相談しながら進められるのでクライアントに自信を持って深い提案ができていると思います。

※ICCC:治験国内管理人(In country Clinical Care-taker)の略称で、日本国内に住所を有しない治験依頼者(海外の製薬企業)に代わって、国内の治験に関するすべての業務を代行する組織。

03

これからのビジョン

コンサルティング組織の更なる活性化・成長を支えたい

チャレンジしたいことは、プロジェクトのバリエーションを増やす活動。

これからは、再生医療や核酸医薬などの新しいモダリティに挑戦しつつ、組織の活性化・成長にも貢献していきたいですね。ノウハウを共有することや、若手社員の育成はもちろんですが、プロジェクトが始まる前の段階にも関わっていきたいです。前職では、クライアントへの提案営業活動も行っていたので、その経験を活かして手がけるプロジェクトのバリエーションを増やすことができたら…と考えています。

最後に薬事コンサルタントを目指している方に伝えたいことがあります。コンサルタントには、非常に高い専門性と豊富な経験が求められるイメージがあると思うのですが、専門性以外のスキルが活かせるシーンも多々あります。クライアントの気持ちを捉えながらネゴシエーションすることや、社内の複数部門との情報共有、決められたスケジュールを守り切ることも大切な業務であり、若手の方でも挑戦できる仕事だと考えています。PMDAとの交渉やプロトコール作成などに興味がある方は、コンサルタントの経験がない方もどんどん手を挙げて欲しいですね。シミックには、シニアコンサルタントのように経験豊富で優しく何でも教えてくれる先輩と若手を育てる風土が揃っていて、成長していくためのサポート体制が整った環境だと思います。

※記事の内容は、インタビュー当時のものです。

Schedule

  • 9:00

    業務開始(テレワークの場合)

  • 9:30

    資料読み込み・資料作成

  • 12:00

    お昼休憩

  • 13:00

    作成資料についてのすり合わせ会議

  • 14:00

    資料の作り込み

  • 17:00

    休憩

  • 19:00

    会議準備

  • 20:00

    海外クライアントとオンライン会議
    ※時差があるため、夕方に休憩を2時間取得し調整。

  • 21:00

    退勤

Private

オフの日の過ごし方

健康のために体を動かそうと思って始めたロードバイクですが、いまではすっかり趣味に。川沿いの道やサイクリングロードを20~30キロ走ったりしています。

ゲームをして過ごすことも多いです。難易度が高く何度も失敗しながらパターンを覚えてゲームクリアを目指すものが達成感を味わえるのと頭の運動になるので好きです。